花粉症。2人に1人がアレルギーを持っていると言われており、誰もがなりうる可能性があります。
目の痒みやくしゃみなど、止まることなく症状が現れつらい経験をしている方も多いと思います。
また花粉症について理解不足であるとそれらの症状の原因は花粉なのか、それともまた別の何かなのかと判断がしづらいと対処法に困ってしまいます。
そこで今回は季節別の花粉情報・花粉症症状が出た際の対策についてご紹介致します。
花粉症について
花粉症は非常に認知度の高い病気の1つで、患者の割合も非常に多いです。
自分が花粉症の自覚がある人の方もいますが、無自覚の方も多いので正確な割合は把握できていませんが、冒頭でも記述した通り2人に1人の割合で悩まされています。
花粉症の症状の代表例といえば目の充血・痒み・くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどです。
なぜこのような症状が起こるのでしょうか。
体内に侵入した花粉を異物だと感知し、抗体を作り排除しようと免疫反応が過剰になることでアレルギー反応として上記のような症状が現れるのです。
さらに症状が強く出てしまうと、くしゃみのみならず咳や喘息、皮膚荒れ、喉の腫れなどにも影響を及ぼします。
また花粉症になる人とならない人では、アレルギー体質であるかどうかで変わります。
この花粉に対するアレルギー体質というのは、日頃の食生活で変わるため、新生児などは大人に比べ花粉症になるリスクが少ないです。
現在は花粉症患者に対する治療も多くあるため、かなりひどくつらい方はご検討してみて下さい。
【ハンノキに注意】1月から6月にかけて現れる花粉はスギだけではない→
花粉症悪化を防ぐためには
花粉症は生活習慣を気遣うことで予防することができます。
そのため重症化する可能性もあれば、抑えること・治すことも可能です。
バランスの良い食事
体内の免疫力を高め、抵抗力をつけることでアレルギー反応を抑えることが可能です。
そのため栄養バランスの取れた食事を取りましょう。
脂身の多いお肉中心の食生活などによる、脂質の取りすぎは善玉菌を減らし腸内に悪玉菌を増やすことに繋がるので注意してください。
腸の環境の悪化は免疫機能低下に繋がります。
また刺激の強い食べ物は、鼻の粘膜を刺激しアレルギー反応を促進される可能性があります。
アルコールの摂取もアレルギー反応を過剰にさせてしまう力があるため、その点も配慮してみて下さい。
反対にヨーグルトや味噌、チーズなどの乳酸菌は腸内環境の整える以外にも、アレルギー反応を引き起こす『ヒスタミン』の発生を抑えてくれる働きがあります。
さらに玄米や海藻類などの植物繊維は、善玉菌増加を促します。善玉菌が増えると花粉の吸収を抑える『IgA抗体』増加に繋がります。
アルコールを発酵させてお酢にした酢酸菌と、炭水化物の分解により作られた乳酸菌の2つが合わさった菌活サプリです。
酢酸菌は乳酸菌のおおよそ10倍もの花粉症の症状を和らげる効果があると言われています。
花粉症の症状に対して効果のある2つの菌がサプリとなって摂取できるようになりました。
味も強くないので、お酢が苦手な方も安心して服用することが可能です。
花粉の時期を把握する
アレルギー反応が出る花粉が飛ぶ時期を、把握しておくだけで早めの対策ができます。
花粉症対策グッズの常備や着用、部屋の中に空気清浄機を設置するなどが事前に準備可能です。
北海道 | 3月~4月:ハンノキ、スギ 5月~6月:ヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、イネ 7月~9月:イネ、ヨモギ |
東北 | 1月~4月:ハンノキ、スギ、ヒノキ 5月~6月:ハンノキ、シラカンバ、イネ 7月~9月:イネ、カナムグラ、ヨモギ、ブタクサ 10月~11月:スギ |
関東 | 1月~6月:ハンノキ、スギ、ヒノキ、イネ 7月~8月;スギ、イネ 8月~ 10月:イネ、カナムグラ、ヨモギ 10月~11月:スギ、ブタクサ、イネ、ヨモギ、カナムグラ |
東海 | 1月~6月:ハンノキ、スギ、ヒノキ、イネ 7月~8月:ハンノキ、イネ 9月~10月:スギ、ブタクサ、イネ、ヨモギ、カナムグラ 11月~12月:スギ |
近畿・関西 | 1月~5月:ハンノキ、スギ、ヒノキ、 5月~6月:ヒノキ、イネ、ハンノキ 8月~10月:イネ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ 11月~12月:スギ |
九州 | 1月~3月:ハンノキ、スギ 3月~5月:ハンノキ、スギ、ヒノキ、イネ 8月~10月:イネ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ |
また花粉が飛びやすい条件もあります。
- 空気が乾燥し風が強い日
- 晴れて気温が高い日
- 雨の日の翌日、高い気温が2~3日続いた日
上記の条件が揃いやすい秋の花粉症に注意が必要です。
花粉対策グッズを使用する
花粉のほとんどは鼻と口から体内へ侵入します。また目の粘膜にくっつきそれが涙や痒みの原因となってしまいます。
これらの悪化を防ぐ方法はマスクの着用や花粉症対策メガネの着用です。
またマスクは正しく着用することで約8割ほど花粉の侵入を防ぐことができます。花粉症対策メガネも同様に約8~9割ほど抑えることができます。
とはいってもマスクの着用はできても、花粉症対策メガネは曇るし目立つしあまり着けたくないという方も多いのではないでしょうか。※現在は度ありやオシャレな形も出ているので気になる方はチェックしてみて下さい。
そんな時はアイボンなどの洗眼薬で目を洗いましょう。
水道水では目を守る役割のある、涙も一緒に洗い流してしまうため目がしょぼしょぼしてしまいます。
現在は持ち運びに便利なコンパクトサイズや、潤いケア重視のシリーズなど様々な種類が出ています。
また洗眼薬の使用の際メイク崩れが気になる場合は、専用の目薬がお勧めです。
除菌水加湿器で、部屋の潤いとウイルスカットの空間を実現。
除菌水ジーアは一般的な加湿器とは違い、細菌を除菌するのに効果的である次亜塩素酸水を使用しています。
次亜塩素酸水は、有機物に触れた瞬間に水と酸素に分解されるのでミストに触れても何も問題ありません。
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花粉症治療を行う
現在は花粉症の症状を抑える手術治療があります。
【アレルゲン免疫療法】
こちらは抗アレルギー剤を主とした治療法なのでアレルギー性鼻炎をお持ちの方向けとなっています。
アレルギーを引き起こす物質で作った薬を体内に投入し、カラダに花粉を慣れされるといった体質改善を行い根本的に治す治療です。
こちらの治療はごくまれにアナフィラキシーといった息苦しさや蕁麻疹などの副作用を引き起こす可能性が考えられます。
そのため治療を受ける際は、治療法に対する講習や、副反応に対しての知識が必要です。
信頼できる医師と共に行いましょう。
【ステロイド注射】
こちらは花粉症のツライ症状を抑え込むための治療法です。
花粉症患者に使われるステロイド注射薬は、体内に長く留まるため1回の注射で約2~3カ月もの間効果が期待できます。
効果がよく効くからこそ副反応も現れることがあります。
何回もステロイド注射を受けることによって、顔が満月のようになるムーンフェイスという現象が起こってしまう事例も多くあります。
持病によってはこちらの注射を受けられないこともありますので、担当の医師と相談する上で決めましょう。
花粉症治療は他にもヒスタグロビン注射やゾレア皮下注用などが様々な種類があります。
セルフで行える花粉症対策や、市販の薬ではどうしようもできない場合は治療を考えてみましょう。
じっくりと相談し、調べた上で安全に治療を受けましょう。
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