家政婦マッチングサイト「O-tetsuKAJI(オテツカジ)」が、オンライン接客システム「ROOMS」を導入したことを発表しました。ROOMSの導入によりO-tetsuKAJIは、オンライン面談がさまざまなデバイスで簡単におこなえるようになり、さらに申込書、契約書の締結までオンライン上で完結できるようになります。
「O-tetsuKAJI」を運営するのは「住み慣れた家で、最期まで生きる」をミッションに、ホームヘルパーの訪問介護、介護事業所併設の賃貸型シニアリビングや住宅型有料老人ホームなどの介護事業を展開する企業「やさしい手」。「O-tetsuKAJI」は介護サービスができる家政婦と利用者をつなげるマッチングサイトで、スマートフォンやタブレットから、利用者のニーズにマッチした家政婦を見つけることができます。
またオンライン接客システム「ROOMS」は、「さあ、新しい“とき”をつくろう」をミッションに、企業運営に必要なソリューションを提供しているシステム開発会社のBloom Actが提供するオンライン接客専用システムです。
今回O-tetsuKAJIにROOMSが導入されたことで、家政婦、利用者はアプリのダウンロードが不要で、URLを共有する、もしくはルームナンバーを電話で相手に伝えるだけでオンラインによる面談ができるようになります。ROOMSはパソコン・スマートフォン・タブレットなどさまざまなデバイスで利用することが可能です。
さらにO-tetsuKAJIのサイト上にカレンダーを埋め込むことで、これまで電話やメールで行っていた細かいスケジュール調整が不要になり、利用者はカレンダーから希望の日程を選択すると、オンライン面談の予約ができるようになっています。これにより、オンライン上で申込書、契約書の締結まで完結できるとのこと。
O-tetsuKAJIは「人と人とが接するサービスなので顔が見えることによる安心感をご利用者様に与えたい」という要望があり、今回のROOMSの導入にいたったそうです。
インターネットを活用した介護系サービスの導入事例として、脳卒中後のリハビリをオンラインによる遠隔指導と動画でサポートする「COPAIN(コパン)」の例があります。
同サービスはセラピストがオンラインカウンセリングで問診とリハビリ選定を実施し、利用者は専用に作成された動画を見ながら自主トレーニングを行うもの。リハビリ期間中は、利用者の日々の報告や質問に対してセラピストがチャットでアドバイスを行い、継続的に状態確認と指導を繰り返し、再びオンラインカウンセリングで新たなリハビリ選定を実施します。
大切な家族の健康状態を一任する利用者としては、サービス提供者の顔が見えるほうが安心です。また、コロナ禍の影響で気軽に人と接する状況が難しい現在、ROOMSを導入したO-tetsuKAJIやCOPAINのようなオンラインのメリットを活用した介護系サービスが求められています。
O-tetsuKAJI
https://o-tetsu-kaji.com/
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