【冷え性の改善】3つのタイプから分かる原因と治し方とは

【冷え性の改善】3つのタイプから分かる原因と治し方とは ウェルネス
冷え性のメカニズム 考えられる原因4つ 基礎代謝の低下 筋力の低下 食生活の乱れ ストレス 冷え性の3タイプ 四肢末端型 下半身型 全身型 冷え性改善法 四肢末端型 下半身型 全身型

冷え性のタイプによって全く効果のない対処法というのがあるのをご存知ですか。

対処を間違えていると冷え性の改善はできません。

とくに『冷え』は8割以上もの女性の悩みでもあります。その中でも多く方が勘違いをしている冷え性との向き合い方。

今回紹介する内容は、冷え性の基本的なタイプの紹介とそれぞれに合った冷え性対策です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

冷え性のメカニズム

冷え性が起こる原因は血液の動きにあります。

血行が悪くなると、血液が毛細血管へ十分に流れなくなり血管が収縮することで冷えが生じるのです。

放っておくと腹痛や頭痛、ストレスなど、カラダの不調の原因となってしまいます。

また血液不順により、カラダの隅々まで栄養素が行き届きにくくなるのです。

その結果、老廃物なども排出されず溜まることで肥満、むくみ、便秘、セルライト、肌トラブルなどが現れ始めます。

冬など気温の低い日に冷え性を自覚しやすいですが、夏場でも冷え性になります。

その為夏場の冷たいものの取りすぎにも注意が必要です。

考えられる原因4つ

冷え性(血行不良)には以下の原因が考えられます。

基礎代謝の低下

私たちが生活する上で必要最低限のエネルギーのことを基礎代謝と言います。

基礎代謝の役割は主に体温維持です。そのため基礎代謝が低いと体温も低くなり、カラダが冷えやすくなるのです。

四季の中で最も基礎代謝が低下する季節が、夏だと言われています。

そのため夏は意外にも、カラダは冷えやすく、太りやすい時期でもあるのです。

筋力の低下

筋肉量の低下は、体内で上手く熱を生産することのできないカラダを作り上げます。

その結果うまくカラダを温められずに、冷えが生じます。

またふくらはぎには、心臓まで血液を戻すためのポンプのような役割があります。

筋力の低下により、ポンプ機能が弱くなることで血液が心臓まで戻りにくくなるのです。

食生活の乱れ

栄養バランスの取れていない食事は、ビタミンやミネラル不足に陥り血液循環を悪化させます。

また吸収される栄養素が少ないことで、カラダの中で十分にエネルギーが作られず、体温を低下させてしまうのです。

生理やダイエットによる鉄分不足は女性に起こりやすいです。

酸素を運ぶエネルギー生産に必要な鉄分を、適切に摂取していくことが大切となっています。

ストレス

ストレスは自律神経のバランスが乱れることで、体温調節機能がうまくできず、冷えを引き起こします。

また緊張状態が長い時間続くことも、ストレスに直結しています。

これらは筋肉の硬直を進行化させ、血液の循環の妨げとなってしまいます。

気付きにくいストレスだからこそ、冷えを感じたらストレスを溜めこんでいないか確認することが大切です。

さらに喫煙も血管を急激に収縮させ、血液不順が生じさせます。

冷え性の3タイプ

冷え性には、症状によって3つのタイプに分けることが可能です。

四肢末端型

手足などの末端から冷えていく、また冷えと同時に肩こりや頭痛が起こる場合は、四肢末端型と言えます。

10代から20代かつ過度なダイエットによる痩せ型の女性に多く見られます。

食事制限によるダイエットを行うと、熱を生み出すエネルギーが急激に足りない状態になるのです。

その結果、手足まで血液が届かなくなり冷えが生じます。

下半身型

下半身型は腰から下の下半身が冷える、30代以降の男女に多く見れらます。

こちらの主な原因はデスクワークです。長い時間座った状態が続くことで、お尻を始めとした下半身の筋肉硬直することより引きおこるのです。

この時上半身は温まっていることが多いです。足は冷たく、手は暖かい状態です。

その他にも、運動不足による下半身の筋肉の衰えもこのタイプの冷え性と言えるでしょう。

全身型

全身型冷え性は、常に体温が低い方に多く見られます。

季節や年齢、性別問わずストレスや生活習慣の悪化によって、基礎代謝が低下していることによって引きおこるのです。

また全身型は1年中カラダが冷えを感じているので、冷えを感じているので自分が冷え性と気づくことが難しくなっています。

長期間にわたってのカラダのだるさは全身型冷え性の特徴でもあるため、当てはまっている方は疑ってみてください。

冷え性改善法

自身の冷え性タイプに合わせた対策を行うことで効果を感じやすくなります。

冷えている部分をカイロや毛布などで直接温める方法もありますが、それらの効果は一時的なものにすぎません。

根本的な原因を見つけ、そこを改善してくことが大切です。

四肢末端型

四肢末端型は食事が原因であるケースが多いので、きちんと栄養バランスの取れた食生活にしていくことが大切です。

また冷えを感じた場合、食事制限などを用いた過度なダイエットは中断しましょう。

好ましい食事はタンパク質を積極的に取り入れることです。

タンパク質不足に陥ると冷え性のみならず髪や爪、肌のハリツヤがなくなります。

美しい身体でいるためにも必要不可欠なタンパク質は、肉や魚、タマゴからとることができます。

また現在は飲みやすいプロテインや、サプリメントなど忙しく時間のない方でも簡単にタンパク質を摂取できるのでなるべく3食取り入れていきましょう。

食事以外にも、足のストレッチもお勧めです。

『ふくらはぎを伸ばす』『足首を回す』『つま先立ちを繰り返す』ことによって血液の循環が良くなり、温まってきます。

下半身型

下半身型は筋肉の硬直によって引きおこりやすいので、ストレッチが最も効果的です。

お尻中心のストレッチを行いましょう。硬直している筋肉をほぐすことで血流改善が期待できます。

お尻からふくらはぎ部分を伸ばすことを意識しましょう。

ストレッチを入念に行うことで冷え性改善の他、腰痛改善、美尻などにも繋がります。

全身型

カラダの外側と内側の両方が冷えている全身型は、両方とも温めることが大切です。

朝昼晩の3回ともご飯をきちんと食べ、夜更かしせずに十分な睡眠を取るなどの規則正しい生活を行いましょう。

また適度な運動を行うことで、カラダの内側も温まり、熱が逃げにくくなります。

温かい服装や温活グッズを用いて外からカラダを温めることも重要です。

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