オフィスドリンクは福利厚生ではもちろんのこと、健康面にも効果あり。
実はサントリーの調査で『オフィスで働く約9割の人が水分不足』という結果がでました。
水分不足は、疲労感や集中力低下など仕事が行き詰ってしまう原因の1つでもあります。
そんな問題はオフィスドリンクで解決しましょう。
ドリンクを買いに行くのが手間で水分を取らないのであれば、近くに飲み物があればいいんです。
蒸し暑い日や極寒の日にドリンクの為だけに外に出るのは億劫ですよね。そこでオフィス内にドリンク提供コーナーがあると便利です。
今回はオフィスドリンクのメリット・デメリット、導入するにあたってのポイントなど契約前に必要な基本情報についてご紹介致します。
オフィスドリンクのメリット
福利厚生(企業から従業員へ支給される給料以外の報酬)を充実させる目的として、オフィスドリンクが広がりました。
オフィス内にドリンクを設置することのメリットは『会社全体の雰囲気が良くなる』ことでしょう。
【仕事の息抜き】
仕事中に少しリフレッシュしたい方も多いのではないでしょうか。一時的のリフレッシュはその後の集中力にも繋がります。
飲み物の摂取は血の巡りをよくしたり、疲労回復の効果があったりなど良いこと尽くしです。
またドリンクを取りに行くための『少し歩く』という動作のリフレッシュの1つになります。
とくにデスクワークの方は、全身の血液の流れが悪くなりがちです。
少し足を動かすだけでも血行の流れが良くなります。
【コミュニケーションの場】
オフィス内のドリンク設置は、ちょっとした従業員同士のコミュニケーションに繋がります。
ドリンクを取りに来たついでの会話は気軽に行え、他部署との意見交換にもなります。
【社外に出なくても飲み物が手に入る】
導入文にも記載しましたが、外に出ることなくドリンクが手に入ることは最大のメリットではないでしょうか。
またオフィス内のドリンク代は基本的に、コンビニや自動販売機よりも安く設定されています。
節約もでき、外に出る手間も省くことができるオフィスドリンクは始めやすい福利厚生です。
このようにドリンク・フードコーナーを設置することは、健康面・環境面ともにメリットがあります。
また来客時用のドリンクや会議の際も大活躍です。
経営者視点ではイニシャルコストが高く見える一方で、社員の満足・定着度に繋がったり、経費申請等に使用したりなど相対的に経済的なメリットも出てきます。
社内で飲み物を提供する3つの方法
オフィス内で飲み物・食べ物を提供する方法は以下になります。
1.自動販売機
自動販売機を導入している企業は多いです。
1度設置してしまえば、電気代以外のデメリットが少ない自動販売機はとても人気なドリンクサービスとなっています。
汚れることが少なく、商品補充・ゴミ回収をしてくれる業者がほどんどなため、管理が非常に楽です。
2.コーヒーマシーン
コーヒーマシーンは本格的な味わいを楽しめたり、ビジュアルがオシャレだったり、広いスペースが必要なかったりなど様々なメリットがあります。
また種類も多く、ドリップ式・カフェポット式・カプセル式や紅茶・緑茶なども楽しめます。
毎日手入れしなければ故障の原因となってしまうので、利用者の多い会社は手入れが大変かもしれません。
3.オフィスコンビニ
そもそもオフィスコンビニとは、オフィス内で24時間購入可能な無人コンビニのことを指します。
商品の種類が豊富な点が最大のメリットです。
飲み物の他にもサラダやお菓子、パン、日用品など従業員のニーズによって様々な色に染めることができます。
商品の補充やメンテナンスは業者が行ってくれます。
契約前に抑えておきたいポイント
せっかく導入するならば失敗は絶対に避けたいところです。そこで契約前に把握しておきたいポイントをご紹介致します。
設置スペース・コンセントの確保
オフィス向けドリンクサーバーは、多種多様の大きさで作られています。
卓上タイプ、幅がスリムなもの、奥行きが少ないものなどです。空きスペースを上手く利用できるタイプを選びましょう。
また自動販売機やドリンクサーバーの場合、近くにコンセントがあるかどうかなど電源の確保も必要です。
カップ式の場合は、コンセントのみならず水道も必要となってきます。
設置は業者が行ってくれるところがほとんどです。電源・水道がない場合、業者が請け負ってくれることもあるので1度相談してみましょう。
万が一に備えた対応として、停電時に中身が取り出せるかどうかも注目点となっています。
費用の確認
3タイプともかかってくる費用が異なります。
- 自動販売機の場合、月々の電気代や水道代
- コーヒーマシーンの場合、初期費用や月額費・カプセル代
- オフィスコンビニの場合、サービス費
特にコーヒーマシーンは購入かレンタルか、で大きく値段が変動します。
購入の場合、自由に種類が選べるため予算に合わせて適切なものを選ぶことが可能です。選ぶものによってコストを抑えることができるということです。
その反面、初期費用が高額であったり、メンテナンス・補充などを自社負担で行わなければいけなかったりなどのデメリットがあります。
レンタルの場合、初期費用無料な場合がほとんどです。また、清掃やメンテナンス等は業者がやってくれるので、管理が非常に楽ちんです。
その反面、種類に限りがあったり、コーヒー1杯の価格が高かったリするなどのデメリットがあります。
また初期費用無料の場合は、ランニングコストに初期費用が上乗せされていると考えた方がいいでしょう。
このようなメリット・デメリットを認識したうえで、コストやメンテナンスなど総合的に見て、自社に合っているタイプを選びましょう。
オフィスコンビニも種類の数によって、費用が大きく異なります。
無駄な出費を抑えるためには社員が求めている商品がなにかを調査し、ラインナップを定めることが大切です。
また全てに当てはまって共通することは、キャッスレス決済を導入しておきたい点です。
キャッスレス社会の今、現金のみしか使えないと少し不便ですよね。利用のしやすさを高めていくために、キャッスレス決済対応は必須と言えます。
ニーズに合っているか
求められている飲み物のみを置き、空きスペースを有効活用しましょう。
コーヒー、お茶は社会人にとって王道の飲み物と言えるでしょう。どちらか1つは必ず導入しておきたいですね。
またカフェオレ・カフェラテも人気が高いドリンクです。さらに冷たい・温かいを選択することができると嬉しいです。
スープやサラダといった小腹に最適なものなどは、女性社員の多い会社にお勧めとなっています。
オフィスにドリンクサーバーを置いても浮かないか、音はうるさくないかなどの点にも注目しましょう。
綺麗なオフィスならば、その場の雰囲気に合ったデザイン性のものにしたいですね。また抽出する音が大きいと会議の邪魔になることもあるかもしれません。
ストレスを与えないドリンクサーバーを探しましょう。
また女性目線では常温のお水などがあると、とても嬉しいです。
フリードリンク
メリット | デメリット | 費用 | |
自動販売機 | 管理が楽ちん | 月々3,000円ほどの電気代がかかる | ¥3,000~ |
コーヒーサーバー | 場所を取らない | 毎日のお手入れが必要 | \5,000~ |
オフィスコンビニ | 商品の種類が豊富 | 無人なため防犯管理がゆるい | \30,000~ |
現在は社員の味方『フリードリンク制度』を導入している企業も少なくありません。
導入の仕方も様々で、冷蔵ショーケースや自動販売機などが挙げられます。
ドリンクの出費は意外にも高いです。週5日勤務で毎日100円のドリンクを買っていたら、月々2,000円出費していることになります。
年間で考えると、年に24,000円以上もドリンク代にかけていたのです。
こちらの出費が0円になるのはとても大きいですね。
是非オフィスにドリンクコーナー・フードコーナーを設置し、従業員の満足・幸福を実現させましょう。
【仕事中の冷え性対策】オススメのはちみつ紅茶3選!《ティーバックタイプ》→
コメント一覧