人の見た目年齢は約3秒で決まると言われていますが、あなたはどこを見て判断していると思いますか?
多くの場合、人は【目元】を見て判断していると言われています。
目元は、見た目の印象で一番重要なポイントになります。
しかし、目元は年齢が出やすい部位でもあります。
約7割の女性が目元に悩みを抱えているといわれており、症状によっては実年齢より老けて見られてしまう場合があります。
「思っていたより年上に見えた」「目つきが悪い」「クマがひどいけど疲れてる?」「眠そうだね」
そんな風に言われたことがある人は、もしかしたら目元が老化している可能性が…
目元を若々しく保ち、第一印象で得するためにも、今回は目元のお悩みの解決方法についてお伝えしていきます。
目元のしわの原因
肌は平均2mmの厚さがありますが、それに比べて目元の皮膚は0.1~0.3mm程度しかありません。
また、目元周辺の皮膚は皮脂腺も少ないため、乾燥しやすい部位です。
目元の乾燥によっておこるのが『ちりめんじわ』で、こまかいしわの事を指します。
加齢に伴い水分を維持する機能が低下すると、ちりめんじわが目元周辺にできやすくなります。
目の下のくまの原因
目の下のクマは実年齢より老けて見える原因になるだけでなく、疲れた印象を与えてしまいます。
見た目の印象がかなり悪くなってしまうため、なかなかクマが改善されず悩んでいる人は多くいます。
目の下のクマはおおきくわけて3タイプに分かれますが、中には2タイプ以上のクマが混ざっている場合もあります。
自分のクマがどんな種類かを見極めて、ケアをしていく事が大切です。
黒クマ
30代~60代で多いクマは目の下がポコっとふくらんだ、たるみによるものです。
たるみは、加齢とともに目のまわりの脂肪が目の下に突出することによって生じます。
たるみが影となり黒っぽく見えることから、『黒クマ』と呼ばれています。
早くて20代から黒クマの症状が現れる人もいます。
青クマ
自粛期間でスマホを見る機会が増えているのではないでしょうか。
長時間のスマホ使用は目の疲れや血流不良に繋がります。
血流不良によって生じるのは『青クマ』です。
睡眠不足や食生活が乱れから血流が悪くなると、青クマが悪化する恐れがあるため注意が必要です。
茶クマ
肌は一定のサイクルで生まれ変わっており、新しい細胞が肌の奥で生まれて古くなった細胞は垢となって自然に剥がれ落ちます。
これを肌のターンオーバーと言います。
通常、肌のターンオーバーは4週間サイクルですが、加齢や紫外線などのダメージをうけると徐々にターンオーバーが乱れてきます。
肌のターンオーバーが乱れると、メラニンがうまく排出されなくなり、しみやくすみの原因となります。
目の下のくすみがクマのように見えるのが『茶クマ』の正体です。
アイメイク・マッサージ・花粉症でも過度な摩擦によって色素沈着が生じる場合があり、茶クマの発生を助長させてしまう場合があります。
目の下のくぼみの原因
目の下のくぼみは、加齢によって目の下のコラーゲン・エラスチンが減少することにより、肌のハリがなくなることで生じます。
また、目の下のたるみとりに『結膜脱脂法』という目の下の脂肪を除去する手術が流行しています。
しかし、脂肪を除去することによって目の下のたるみはよくなりますが、逆に目の下がくぼんでしまう場合もあるため注意が必要です。
自分にあった目元のケアを見つけよう
目元は非常に皮膚が薄く刺激に弱いため、誤ったケアを行うと目元の症状が悪化してしまう可能性があります。
お悩みにあわせた適切なケアを行いましょう。
保湿をする
目元周辺の乾燥は、しわ・くぼみの原因になります。
アイクリームを活用してデリケートな目元の保湿を行いましょう。
しわに有効といわれている成分は、『純粋レチノール』『ナイアシン』『ビタミンC誘導体』です。
有効成分が配合されているか確認し、お悩みにあったアイクリームを選択しましょう。
目元を守る
肌老化の80%は紫外線と言われているほど、紫外線はお肌に大きなダメージを与えます。
目の下の茶クマを悪化させないためには、帽子やサングラスで紫外線対策を行いましょう。
また、眼精疲労で青クマを悪化させないためには、スマホの使用時間を決めて疲れたら目元を優しくマッサージしたり、目元をアイマスクで温めて血流を良くしましょう。
美容治療
近年美容医療は敷居が低くなり、美容クリニックに気軽に通いやすくなりました。
目元のたるみやくぼみへの手術もうける人が増えており、数年前と比べて低価格で治療が可能です。
しかし安く手術ができるからといって目元に適してない手術を選択してしまうと、後ほど目元の症状が悪化してしまい後悔するケースがあります。
信頼できる医師に自分の目元を見てもらい、目元にあった手術を選択することが大切です。
また、手術をうけたくない人には、切らない治療もあります。
おすすめの治療をご紹介していきます。
メソガン
銃のような機材で、肌に薬剤を注入していく治療です。
水光注射と違い薬剤を注入するスピードが速く痛みが少ないのが特徴的です。
細かい部位のみならず肌の奥の層にまで有効成分を注入することができます。
お悩みに合わせた薬剤を選択して、目元のちりめんじわ・目の下のクマの治療を行うことができます。
エクソソーム注射
2021年夏、美容業界で注目を浴びているのがエクソソームによる美容治療です。
エクソソームは、再生医療分野でよく使われる『ヒト幹細胞』から採取されています。
ヒト由来のため安全性も高く、安心して使用することができる成分です。
これまで幹細胞は修復効果が高いと言われてきました。
しかし近年の国立癌研究所の落谷教授らの研究データや海外の研究データでは、再生能力・修復能力が高いのは幹細胞ではなく、幹細胞の中に含まれているエクソソームではないかと言われています。
エクソソームは傷を治したり細胞を若返らせる強い力をもっているため、目元の肌の土台から根本的にお悩みを改善することが期待できる新しい治療になります。
50代以上の女性に考える手荒れ対策 保湿から肌ケアまでを解説→
1人で悩まず医師に相談を
今回は、お悩みに合わせた目元ケアをご紹介しました。
鏡を見るたびに自分の目元を見てがっかりしている人は、ぜひケアを日常に取り入れてみてください。
どんな方法を試しても効果がなかった人は、医師に診察してもらい治療をすることもおすすめです。
クリニックによっては無料カウンセリングを行っているところもあるため、気軽に相談ができます。
クリニックで美容手術をしなくても、エクソソーム注射といった切らない治療方法も存在します。
目元が変わるだけで、あなたの第一印象や雰囲気が大きく変わります。
目元のお悩みを解決して、あなたの好感度をアップしましょう。
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