皆さんは砂糖と聞いたらなにを思い浮かべますか。
『甘くて美味しけど太る原因だから…。』など良い印象が少ないと思います。ですが砂糖は『お肌の救世主』だったのです。
上白糖の過剰摂取は中毒性・体重増加・糖尿病などを引き起こしてしまう可能性があることは多くの方がご存知だと思います。
しかし、美白づくりに欠かせない保湿成分を促す効果が存在していることはあまり知られていません。
保湿はまさにスキンケアの基本であり、潤いのある肌はハリがあり毛穴も目立たないなどの良いことばかりです。
そこで今回お勧めしたいのが上白糖を使用した『砂糖洗顔』です。
美容法の中でも現在注目度が高い砂糖洗顔についての情報をご紹介いたします。
砂糖の魅力
お砂糖は、今やWHOにて健康面の問題により砂糖の摂取量が割り当てられています。そのため砂糖に対するマイナスイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
しかしながら本来お砂糖は『薬』として使用されていました。
それもそのはず、砂糖には汚れた傷口や切り傷への治癒能力・殺菌効果があり、実際に医療現場では床ずれの治療薬に配合されています。
また砂糖は水に結びつく力が強く高浸透であるため、非常に保湿効果に優れているのです。
不要な角質を落とす洗浄効果もあるので、現在はとくに砂糖が主成分であるスキンケアコスメも増えています。
肌の表面にあるバリア機能を強化してくれることから外部からの刺激を守ってくれるのと同時に、雑菌の侵入も防ぐことからニキビ予防にも繋がります。
塩スクラブや塩サウナは注目度が高いですが、塩に比べ砂糖の方が肌に優しいと言われています。
砂糖の種類
砂糖といっても色や味など用途が様々です。今回は一般的に有名な3つの砂糖の違いをご説明いたします。
砂糖の原料は皆さんご存知のサトウキビや、てんさい(サトウダイコン)の絞り汁を精製し結晶化した天然甘味料です。
【グラニュー糖】
グラニュー糖とは純度の高い砂糖を指し、サラサラしているのが特徴です。
甘味の主張が激しくないので、サクッとしたクッキーやコーヒー・紅茶によく使われています。
【上白糖】
砂糖の主成分の1つでもあるショ糖に、転化糖液を少量振りかけることで甘味を増やしきめ細かくしっとりとさせます。
日本では和食との相性ピッタリなことから多く使われる万能な上白糖ですが、世界では滅多に使われていないお砂糖です。
【黒糖】
グラニュー糖や上白糖と違い、ミネラル分が残されたまま作られるのが黒糖です。
カラメルのような甘味を感じられ独特の香りがすることから、黒蜜や黒糖風味を生かしたスイーツに使われます。
砂糖洗顔
上白糖の特徴を生かした『砂糖×○○』でしっとり、モチモチのお肌を作っていきましょう。
注意事項として使用する砂糖は上白糖のみにしてください。グラニュー糖や黒糖は肌への刺激が強いため洗顔には不向きです。
また強く擦ってしまったり、長時間の放置は肌荒れの原因にもなってしまいます。
おおよそ1~3分ほどで角質の深くまで浸透させることが可能です。
また肌が敏感な方は砂糖水を手首につけた状態で様子を見るなどの、パッチテストを行ったのち使用するようにしましょう。
砂糖水洗顔
水または、ぬるま湯500mlに大さじ山盛り3杯(50g)の砂糖を加え溶かし、砂糖水を作ります。
溶け次第、肌に染み込ませるように洗顔を行ってください。この際30秒ほど時間を置いてから洗い流すと良いとされています。
終わりは必ずきれいに洗い流すようにしましょう。
また、砂糖水を浸したコットンを用意することでパックとしても使うことが可能です。
コットンパックにすることで、部分使いが可能なので肌悩みの気になるところをピンポイントでケアできます。
1~2分のパッティングのち30秒ほど置いてから流水で洗い流すようにしましょう。
砂糖水洗顔行うことによってスキンケアの浸透力がアップします。
砂糖パック
また、お手持ちの乳液やクリーム・美容液をプラスすることにより保湿力抜群のスキンケア用品となります。
スキンケアアイテムを100円玉ほどの大きさで手に取り、砂糖をひとつまみ加え手の上で混ぜます。
洗顔後の濡れた肌全体に伸ばすことでパックとして使用することができます。
伸ばす際に強く擦らないように必ず注意してください。
おおよそ1~2分放置するだけで効果が得られパック後は綺麗に洗い流しましょう。
またニキビや毛穴が気になる方は、砂糖パックに蜂蜜を加えることをお勧め致します。
砂糖と蜂蜜を1:1で混ぜパックすることで、殺菌作用が高い蜂蜜が炎症を抑えてくれる効果があるからです。
砂糖スクラブ洗顔
泡立ちの洗顔フォームに砂糖を混ぜることで、浸透力が高くなった肌は今まで以上にスキンケア用品の効果を実感できます。
洗顔料に小さじ1杯の砂糖を加え、ぬるま湯を使いながら泡立ていつも通りの洗顔を行ってください。
しっかり体も温まり毛穴が開いてる状態の、入浴時がおすすめです。
砂糖は水分に触れると、角がない丸い形状に変化します。
そのため肌を傷つけることなく古い角質を除去し、赤ちゃんにも使えるほど肌に優しいです。
さらに古い角質や汚れを吸着する性質もあり、毛穴の汚れを浮かして毛穴レスの肌を作る効果もあります。
最後に
ティッシュ1枚分と言われているくらいデリケートなお肌は、春夏の紫外線や秋冬の乾燥など様々な外的刺激を日々受けています。
そこで身近にある砂糖で簡単にスキンケアが出来るのもとても助かりますよね。
購入しやすく、コスパも良いのですぐに始めることができます。しかしやりすぎ、擦りすぎには注意が必要です。
くすみや肌荒れが気になると過剰にケアをしがちですが、なんでもやりすぎはお肌の負担になってしますのでご自身のお肌と相談しながら行いましょう。
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